だいなみっく裂織が扱う素材は、いつかの誰かが袖を通した着物たちが中心です。そんな素材を手で裂き、
手織りや手編みで新しく蘇らせたのが、だいなみっく裂織 の裂き織りです。
素材だけでなく作品もまた、布を手で裂くというあえて不完全を作り出す作業を繰り返し、
それらを楽し面白く活かす方法を第一に考えて創作しています。
時が経つほどに 毛羽やモケモケが出てきたり、形が変化していったりと不完全さはむしろ増していきます。
その不完全さこそが日々、作品に動きや遊びを持たせ、
独特のおもしろい表情を創り出してくれていると考えていますが、
気になる場合は次の方法をお試し下さいませ。
◎大変デリケートな作品となっております。持ち手、フリルの糸のひっかけには十分ご注意くださいませ。
◎フリルは織りながら作っていますのでひっかけたり等使っている間にフリルの長さが変化していきます。
フリルが長くなってしまった場合は、その左右上下のいずれかのフリルが極端に短くなっているかと思いますので、
それを優しくひっぱってください。
伸びてしまったフリルと共通の布ですのでそのようにしてバランス・長さを調節できます。
◎毛羽や糸屑が擦れたりする内に、素材によっては丸まって毛玉になる場合がございます。
気になる場合はカットしていただければ幸いです。
糸屑もあまりに気になるものはお好みにカットして下さい
◎フリルがショボンとしてきた時は
スチームアイロンで持ち上げるようになでていただくか、
手でワサワサっとしてください
=アフターケアサービス=
末永くそばに置いていただきたいので修理も承っております。
一点物のため同じようには直せませんが必要になった際はお気軽にご相談くださいませ。